耐震等級3はどれも同じ？家づくりで見落としがちな中身のチェックポイント！

はじめに

「うちは耐震等級3です。」
住宅会社の説明でよく耳にする言葉ですが、同じ“耐震等級3”でも中身は会社によって異なります。

なぜなら、耐震等級は「結果としての強さ」を示すもの。
その強さを どんな設計・どんな考え方で実現しているか で、家の耐久性や揺れへの強さは変わります。

この記事では、家づくりを検討する方が
“見るべきポイント” をわかりやすく解説します。

耐震等級は、建物が地震に対して耐えられる強さを示す指標で、1〜3まであります。

しかし——
耐震等級3という数値だけでは、家の中身（構造のバランス・部材強度・施工品質）は分かりません。

家は、柱・梁・耐力壁などが地震の力を分散することで揺れに耐えています。
強い家に必要なのは、

この2つです。

しかし、現在の法律では
木造2階建て以下の住宅は「構造計算（許容応力度計算）」が義務付けられていません。
（※いわゆる「四号特例」）

そのため、一般的な住宅では、
建物の一部だけを確認する 「壁量計算」 で設計されることが多くなっています。

計算方法	確認できる内容	特徴
壁量計算	壁の“量”が足りているか	バランスまでは分からない
許容応力度計算	柱・梁・接合部・全体バランスを数値で検証	揺れの伝わり方まで確認できる

📌 建物の強度の確認方法

地震、台風、豪雪など、災害が起こった際、建物にどのような力が加わるかを計算しその力に建物が耐えられるかどうかを詳細に

検証するのが許容応力度計算による「構造計算」。

グリーンホームズではテクノストラクチャー工法の建物は全て構造計算を行っています。

家は1棟1棟違います。
だからこそ、家の強さも1棟ごとに確認することが理想的です。

グリーンホームズが採用する パナソニック「テクノストラクチャー工法」 では、
すべての家に 許容応力度計算 を実施しています。

さらに、パナソニック独自の構造基準に基づき、
388項目 にわたる構造チェックを行います。

これは、法律で求められる水準よりも厳しい判定基準です。

📌 建てる前に災害シミュレーション

だから、
“1回だけの大地震に耐える家”ではなく、
“何度も続く揺れにも耐えられる家” が実現できます。

最高ランクの耐震性「耐震等級3」を推奨｜八戸市工務店

耐震等級とは地震に対する安全性の指標で、1〜3の3段階です。

テクノストラクチャーでは地震後もその家で住み続けることを目指し、

消防署などの重要な建物と同じレベルの耐震等級3をおすすめしています。

構造の考え方がパナソニック公式youtubeで分かりやすく解説されています👇
https://www.youtube.com/watch?v=GXGTzC3ekAc